Clash Verge Rev とは?
Clash Verge Rev は、オリジナルの Clash Verge がメンテナンス終了したあと、コミュニティが継続開発しているオープンソースの Clash グラフィカルクライアントです。Mihomo(旧 Clash.Meta)コアをベースにしており、SS、VMess、VLESS、Trojan、Hysteria2 など主要なプロキシプロトコルをほぼすべてサポートしています。Windows 向け Clash クライアントのなかでも、機能の充実度と更新頻度の高さで際立っています。
かつて人気だった Clash for Windows と比べると、Clash Verge Rev は UI がモダンで、TUN モードの実装も成熟しており、リリースも継続的です。Windows で安定したプロキシ環境を構築したいユーザーにとって、2026 年時点では第一候補と言えるクライアントです。
動作環境
インストールを始める前に、お使いの Windows が次の条件を満たしているか確認してください。
| 項目 | 最低要件 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 11 64bit |
| CPU アーキテクチャ | x64 | x64 / ARM64 |
| メモリ | 2 GB RAM | 4 GB RAM 以上 |
| ディスク容量 | 200 MB | 500 MB 以上 |
| ネットワーク | インターネット接続可能 | 安定したブロードバンド回線 |
ステップ1:ダウンロードとインストール
Clash Verge Rev の Windows 版インストーラは、当サイトのダウンロードページから直接取得できます。GitHub にアクセスしなくても入手できるため、手順がシンプルです。
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ダウンロードページへ移動
クライアントダウンロードページを開き、Windows セクションの「Clash Verge Rev」を選びます。一般的な PC ではclash-verge-rev-win-x64.exe(Intel/AMD 64bit)、Snapdragon 搭載ノート PC ではclash-verge-rev-win-arm64.exeを選択してください。 -
インストーラを実行
ダウンロードした.exeをダブルクリックし、ウィザードの指示に従います。Windows Defender SmartScreen が表示された場合は「詳細情報」→「実行」の順で進められます。 -
初回起動
インストール後、デスクトップの Clash Verge Rev アイコンから起動します。初回は最新の Mihomo コアを自動取得するため、ネットワーク接続を維持してください。
ステップ2:サブスクリプション(購読URL)を導入
Clash Verge Rev の設定は、プロバイダーから発行されるサブスクリプション URL(Subscription URL)が中心です。利用中のプロキシサービスから Clash 形式の URL を取得し、クライアントへインポートします。
サブスクリプション URL を取得する
プロバイダーの管理画面にログインし、「マイプラン」「利用ガイド」などのページで「Clash サブスクリプション」または「購読リンク」を探します。https:// で始まる URL をコピーしておきます。
クライアントにプロファイルを追加
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Clash Verge Rev を開き、左メニューの「プロファイル」(Profiles)タブを選択します。
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右上の「新規」をクリックし、「リモート」(Remote Profile)を選びます。
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表示された入力欄にサブスクリプション URL を貼り付け、「インポート」を押します。クライアントが自動でノード設定を取得します。
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インポートに成功するとリストにプロファイルが表示されます。該当行をクリックしてハイライト表示にすれば、その設定が有効になります。
自動更新を設定する
プロバイダー側のノード情報は定期的に更新されます。プロファイルを右クリック →「情報を編集」→「自動更新」の間隔を 720 分(12時間)以下に設定して保存すると、常に最新のノードリストを維持しやすくなります。
ステップ3:プロキシノードを選択
サブスクリプションを読み込んだら、左メニューの「プロキシ」(Proxies)タブで利用可能なノード一覧を確認できます。
多くのプロバイダーは「自動選択」(Auto Select)グループを用意しており、遅延に基づいて最適なノードを自動で選びます。「遅延テスト」ボタンで各ノードの応答時間を計測し、最も速いノードを手動で選ぶこともできます。
ステップ4:システムプロキシを有効化
ノードを選んだら、メイン画面上部の「システムプロキシ」スイッチをオン(青色)にします。Windows のプロキシ設定が自動で構成され、ブラウザや多くのアプリの通信が Clash 経由で転送されます。
ブラウザで google.com を開き、ページが表示されれば設定は成功です。
ステップ5:TUN モードを有効化(推奨)
システムプロキシは、プロキシ設定に対応したアプリ(主にブラウザ)のトラフィックしか拾えません。コマンドラインツール、一部のゲームクライアント、UWP アプリなどには TUN モードが必要です。仮想 NIC を作成して送信トラフィックを横取りするため、実質的な「全体プロキシ」として機能します。
TUN モードの有効化手順
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管理者として実行していることを確認
TUN には管理者権限が必須です。通常起動の場合は一度終了し、右クリックから「管理者として実行」で再起動してください。 -
設定画面を開く
左メニュー最下部の「設定」(Settings)を開き、「Clash Core」または「コア設定」セクションへ進みます。 -
TUN モードをオンにする
「TUN モード」のスイッチを有効にします。仮想 NIC ドライバ(Wintun)のインストール確認が出たら「はい」で許可します。完了後、TUN が自動で有効になります。 -
動作確認
コマンドプロンプト(CMD)でping google.comを実行し、応答が返れば TUN 経由で外部通信できています。
ステップ6:ルール分流を理解する
Clash Verge Rev はデフォルトでルール分流モードを採用しており、ルールファイルに基づいて各通信がプロキシ経由か直結かを決定します。これが Clash 系クライアントの中核機能です。
典型的な分流の例:
- 国内向けサイト(検索・EC・SNS など):直結で高速・低遅延
- 海外サービス(Google、YouTube、X など):プロキシノード経由
- 広告ドメイン:ブロックして送出しない
インポートしたサブスクリプションには、多くの場合十分なルールセットが含まれています。特定サイトだけ挙動がおかしい場合は「プロキシ」画面で該当ポリシーグループを調整するか、プロバイダーにルール更新を依頼してください。
よくある問題と対処法
問題1:サブスクリプションのインポートがネットワークエラーになる
サブスクリプション URL 自体がプロキシ経由でしか取得できない場合、まだプロキシが動いていない段階では「卵が先か鶏が先か」の状態になります。次の方法を試してください。
- スマートフォンのテザリングなど別回線で一時的に取得し、成功後に元の回線へ戻す
- すでにプロキシが使える端末で設定ファイルをダウンロードし、手動インポートする
- プロバイダーに、直アクセス可能な代替サブスクリプション URL を依頼する
問題2:プロキシ有効化後の速度が遅い
速度低下はノード品質やルーティング設定が原因であることが多いです。
- 「プロキシ」画面で遅延テストを行い、より速いノードへ切り替える
- モードが「ルール」になっているか確認する(「グローバル」だと国内通信もプロキシ経由になり遅くなりやすい)
- プランの有効期限・残流量を確認する
- ピーク時の帯域制限がないかプロバイダーに問い合わせる
問題3:TUN 有効でもコマンドラインから外网に出られない
考えられる原因:
- Wintun ドライバのインストール失敗 → 管理者として再起動し、TUN を再度有効化
- Windows ファイアウォールが仮想 NIC をブロック → Mihomo コアの通信を許可
- ノードが UDP 非対応 → DNS など UDP を使うアプリでは UDP 対応ノードが必要
問題4:DNS 漏洩が心配
TUN モードでは Clash Verge Rev が DNS 解決を握るため、漏洩リスクを抑えられます。設定で「DNS ハイジャック」がオンか確認し、DNS モードを redir-host または fake-ip に設定してください。DoH(DNS over HTTPS)対応の上流 DNS を使うと、さらに安全性が高まります。
応用テクニック
Windows 起動時に自動実行
「設定」の「ログイン時に起動」(Launch at Login)をオンにすると、PC 起動と同時に Clash Verge Rev が立ち上がり、毎回手動で開く手間が省けます。
表示言語とテーマ
日本語を含む複数言語とダークテーマに対応しています。「設定」→「外観」で切り替え可能です。「システムに合わせる」を選ぶと、Windows のライト/ダーク設定に追従します。
複数プロファイルの管理
複数のプロバイダーを併用する場合、「プロファイル」にそれぞれのサブスクリプションを追加し、使うときに該当行をクリックするだけで切り替えられます。再インストールは不要です。
トラフィック統計
画面上部にはリアルタイムのアップロード/ダウンロード速度が表示されます。「接続」(Connections)タブでは、宛先アドレス・使用ノード・適用ルールを確認でき、異常な通信の調査に役立ちます。
当サイトからダウンロードする理由
ネット上には第三者が配布する Clash Verge Rev インストーラもありますが、当サイトのダウンロードページから入手することをおすすめします。
- 安全性:公式リリース由来のパッケージで、改ざんやマルウェア混入のリスクを避けられます
- 安定した取得:当サイトサーバーから直接ダウンロードでき、取得手順が明確です
- 継続的な更新:公式の新バージョンを追跡し、順次掲載します
- マルチプラットフォーム:Windows 以外にも macOS、Android、Linux 向けクライアントも提供しています
プロキシツールの選び方で迷っている方へ。ブラウザ拡張だけの簡易プロキシは設定は楽ですが、アプリ全体のトラフィックを制御できず、ルール分流にも非対応です。開発が止まった Clash for Windows 系のフォークは、TUN や新プロトコルへの追従が遅れがちです。Clash Verge Rev は Mihomo コアと組み合わせ、ルール分流・TUN・遅延テスト・複数プロファイル管理を一つの GUI で扱えます。Windows で本格的なプロキシ環境を整えたいなら、まずは公式ビルドから試すのが合理的です。
お使いの環境に合った最新版は クライアントダウンロードページ から入手できます。